レバノン南部で地上作戦を続けるイスラエル軍。拡大する攻撃範囲について、イギリス・BBCは「イスラエル軍はレバノン南部にある中世からの拠点を攻略した。ここまで深く侵攻したのは25年ぶり」などと伝えた。イスラエルのネタニヤフ首相は「ボーフォート城の攻略は、イランが支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する軍事作戦の決定的な転換点だ」などと語った。ここ数日ボーフォート城周辺の丘では、激しい攻撃の音が聞こえていた。十字軍の古い要塞は、歴史的に外国による覇権争いが繰り返された場所。城壁を進むイスラエル軍は、レバノン南部の広い地域で再び戦略的な優位にたった。イスラエルは以前も20年間近くこの城を占領していたが、2000年に国内の反対が強まり撤退した経緯がある。レバノンの首相は「レバノンを焦土と化す作戦は、イスラエルの安全にも安定にもつながらないと理解すべきだ」と警告している。アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議で、イラン側はレバノンを含むすべての方面での戦闘終結を要求していて、イスラエル軍の攻勢は競技を複雑かさせる可能性がある。ネタニヤフ首相は「ヒズボラが停戦合意に違反し、市民への攻撃を繰り返している」として、レバノンの首都ベイルート郊外への攻撃を新たに指示した。
