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「ヒトスジシマカ」 のテレビ露出情報

番組アンケートで、「今年蚊に刺されましたか?」の回答で、刺されたが70%を超えている。この時期は昼間は暑すぎるので蚊は飛ばず、比較的気温が低い朝や夜に活動が活発になる。日本に蚊は100種類おり、主に血を吸う蚊は20種類で、血を吸うのは産卵するメスだけ。血を吸う蚊の映像で、おしりから何かが出た。一言でいうとおしっこのようなものだという。血液は55%が水なので、ある意味濾してるという。この瞬間が撮れるのは珍しい映像だという。蚊は15℃から活動を始め、最も最適なのは25℃~。35℃以上になると鈍るという。東京では11月も15℃以上の日があるので、秋ごろまで注意が必要。スタジオに実験用の蚊を用意し、スタジオに来ている子供達と実験をする。蚊がどんな時にヒトによってくるかを実験。蚊はヒトの息で探すという。ヒトの息には二酸化炭素があり、その二酸化炭素に寄ってくる。手の表面にある汗や常在菌のにおい、体温に寄ってくる。蚊を放すには、ハッカの成分や柑橘系のにおいが苦手で遠ざかるという。他にも服の色も関係しており、黒いほうが集まりやすく、ボーダーのコントラストが好きだという。蚊に刺されたあとに痒くならない方法は、薬があれば塗る、なければ冷やす。蚊に刺されている時に血が出ないのは、針の細さと血管を傷つけていないから。体の小さい蚊が血をたくさん吸えるのは、現在研究中だという。
蚊の生態を解き明かすことで私たちの生活に役立つ技術について研究している人がいる。蚊が刺してもどうして痛くないのかを研究している関西大学・青柳誠司教授。蚊の生態を模倣して痛みの少ない注射針を作っている。人間の皮膚の表面には約0.1ミリ間隔で痛点があるという。蚊の針の太さは約0.05ミリで痛点を避けることができるので痛みを感じにくいという。しかし細い針だと折れ曲がって刺さらないため、蚊は柔軟で細い針を刺し方の工夫をして入れているという。1つ目はギザギザの針。蚊の針は複数のパーツからできていて、そのうち2本の先端がギザギザの形。刺す時の様子を見ると、交互に上下させながら刺し進めている。皮膚との接触面積を減らすと摩擦が少なくなるので、抵抗力が少なく針を入れていくことができる。進める時はナイフのように切り裂き、引っ張る時は足場にして中心の針を進めやすくして切り裂く力を増やす工夫もしている。蚊の針をヒントに作った針は、交互に振動させるとそのまま刺すより皮膚のたわみを抑えられるという。また蚊は針を錐のように回転させながら刺している。回転させることで静止抵抗力が減ってすぐに皮膚に刺さるとのこと。”痛くない”注射針が実用化されれば子どもや糖尿病患者、美容目的にペットなど様々な場面で活用が期待されるとのこと。長島さんは「他の生き物から学んでものづくりをすることが流行っている」などと話した。
千葉大学の中田敏是准教授は蚊の羽ばたきを研究している。研究によると、蚊は羽ばたきで発生する気流の変化を感じ取れるという。蚊は体長の10倍先の気流を感じ取れるとのこと。この気流感知の仕組みはドローンに応用されており、ドローンにプログラムすることでどこに何があるのか感知できるという。将来的には災害救助ドローンなどの飛行の安定化や、水道管などのインフラ整備、蚊を寄せ付けない空気の壁などの実現が期待されている。長島さんは「生物のすごい部分を人間が真似することによって次世代型のものづくりができる。だから何か疑問があったらすぐに実験してほしい」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月3日放送 10:05 - 10:50 NHK総合
明日をまもるナビ(明日をまもるナビ)
ネッタイシマカは熱帯・亜熱帯に分布していて日本でもかつてはいたが今は生息していない。将来的に日本に入ってきてデング熱を媒介する可能性がある。蚊は一度に約80個を産卵し、わずかな水で産卵・孵化し、一度乾燥しても水に戻すと復活する。専門家の蚊の写真コレクションを紹介。

2025年7月14日放送 9:26 - 11:00 テレビ東京
なないろ日和!(特集)
夏は不快な害虫も増殖。そこで本日は害虫駆除のプロが教える対策法を紹介。今回は様々な場所の害虫やネズミなどの駆除の専門業者・シー・アイ・シーに所属している害虫駆除のスペシャリスト小松さんに伺う。虫は室内の温度と同じ25℃くらいが活動しやすいため増えるという。害虫で悩んでいるという藤倉さんのお宅でお悩みを伺う。お悩みは一年中、ゴキブリやムカデ、ダンゴムシ、蚊、コ[…続きを読む]

2024年12月4日放送 19:57 - 20:42 NHK総合
世界!オモシロ学者のスゴ動画祭世界!オモシロ学者のスゴ動画祭9
大阪大学の伊庭野建造助教が開発したものを紹介。蚊に刺されたときに生じるかゆみを解消してくれる装置。刺された場所に装置を当ててスイッチを押すだけ。装置からは温かさや冷たさの両方の刺激が感じられ、痛みの錯覚が生じる。この錯覚を使うことで、痛みの刺激によりかゆみを忘れることができるという。あばれる君が検証しても、かゆみが抑えられることが分かった。

2024年10月17日放送 23:00 - 23:59 日本テレビ
news zerozero life
ヒトスジシマカが活発に活動するのは気温25度から30度の時期で、主な活動時期は6月から9月だったが、温暖化で蚊の活動しやすい時期は春や秋まで広がりつつある。

2024年9月29日放送 4:00 - 5:00 TBS
TBS NEWS(ニュース)
産卵のための栄養源として吸血するメスの蚊。専門家によると、今夏は猛暑で蚊が少なかったという。蚊が活動できる気温は20~30度くらい。35度を超えると動きが鈍くなる。産卵場所となる水たまりもできにくい状況だった。秋以降は繁殖が活発になる恐れ。水まわりなどに注意。駆除剤の使用も効果的。

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