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「ヒメスグロショウジョウバエ」 のテレビ露出情報

ハエの遺伝子を操作して神経細胞の働きを変えることで、ある種のハエに特有の求愛行動を別種のハエに行わせることに成功したと名古屋大学などの研究チームが発表。研究チームはハエやカといった有害な昆虫の行動を制御する技術への応用が期待できるとしている。名古屋大学の田中良弥講師などの研究チームは、オスがメスに果汁を口移しすることで求愛するハエの一種「ヒメウスグロショウジョウバエ」に着目し、この行動を引き起こす神経の細胞を特定。その上で、はねを振動させて求愛する別種のハエのオスの遺伝子を操作して同じ神経細胞が働くようにしたところ、“もともとの求愛行動に加え果汁を口移しする行動もとるようになった”という。研究チームは“神経の働きを変化させることで昆虫の行動を変えられる可能性が示された”としている。田中講師は「昆虫などの行動を自在に制御するという応用展開が見えてくる」などとコメント。この研究は今月、アメリカの科学雑誌「サイエンス」に掲載された。

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