ヒートショックと思われる症状で生死の境をさまよったのが「日本柔道界最強の男」と呼ばれ国民栄誉賞にも輝いた山下泰裕さん。約2年前に家族で訪れた箱根の露天風呂で立ち上がった瞬間に気を失ったという。露天風呂のすぐそば約2メートル下の雑木林へ頭から転落。担架で運び出され救急搬送された。頸髄損傷の大事故。命は助かったが、左腕以外、首から下は動かすことができない。約2年のリハビリ後、去年11月からは所属する東海大学で柔道論の授業にも復帰。山下さんは「全身麻痺に近い状況だけど命があったということは何らかの役割があったから生かされた。日本の柔道界・スポーツ界にも若い志の高い人が中心になってきてますので、しっかりとタスキやバトンを渡してやっていきたいと思う」と話した。
