ASEAN(東南アジア諸国連合)と関係国による一連の外相会議がきょうからラオスで始まり、戦闘が続くミャンマー情勢や中国とフィリピンの間で対立が続く南シナ海の情勢などを巡り議論が交わされる見通し。ASEAN各国と米国、中国、ロシア、日本など関係国が参加する一連の外相会議はラオスの首都ビエンチャンできょうから27日まで開かれる予定。ASEAN加盟国の外相会議が開かれ、激しい戦闘が続くミャンマー情勢などが主な議題となる見通し。ミャンマーで実権を握る軍はこれまでASEANの主要な会議に欠席を続けていたが、今回は外務次官が出席することになっている。NHKが入手した外相会議の共同声明の草案では暴力行為が続いていることを強く非難するなどと明記する方向で調整が進められていて、各国の間で事態の鎮静化に向けた議論が交わされるかが焦点。また、あすはASEANと関係国の間の外相会議が相次いで開かれる予定で中でも南シナ海情勢を巡って対立するフィリピンと中国の議論の行方が注目されている。