宮崎市からの中継。きんかんは今、旬を迎えている。宮崎県は、きんかんの出荷量で日本一だ。直径2.8センチ以上、糖度16度以上のものを「たまたま」としてブランド化している。花が咲いてから7カ月、実をつけておくことで、完熟して甘いきんかんになるという。「たまたま」は、ビタミンCなどを含み、皮ごと食べられることが特徴だという。きんかんを使った料理もある。きんかんのばら寿司は、桃の節句など行事のときに食べられるという。酢飯の香りときんかんの爽やかさが合うという。甘露煮は、そのまま食べるほかに、ヨーグルトにトッピングすることもあるという。春菊のサラダは、スライスしたきんかんを混ぜ、オリーブオイルとハーブソルトをドレッシングとしてかけて食べる。春菊ときんかんの香りがマッチしていて、ハーブの香りが最後に締めてくれるという。来月10日まで、きんかん料理などを楽しめるイベントが宮崎県内だけでなく、東京などでも開催されている。