スノーボード世界選手権で男子ビッグエア予選が行われた。ビッグエアは空中での技の完成度を競う競技。荻原大翔はスピンマスターの異名をもつ19歳。日本男子選手初の五輪でのメダルを狙う。荻原大翔がスノーボードを始めたのは3歳の時。コーチはつけず、父親と2人3脚でスノーボードに取り組んできた。9歳の時には世界最年少で3回転に成功。去年のオフシーズンからスピンをさらに磨くため週6日練習を行ってきた。今年行われたX Gamesでは初挑戦の大技・バックサイド2340を成功させ初優勝。次に見据えるのは五輪の頂点。