大川さんの注目はISM非製造業景気指数。大川さんは「10月の指数では前月比での低下幅が最大で51.8だった。もし今回50を大きく割り込むようだと今度はハードランディングに意識が向いてしまうので、混乱が発生する可能性はあるが、少なくとも50前後で弱含んでる程度なら利下げ期待は高まりということで、米株にとってはプラスかな。ただし、日本株にとっては円高圧力になる」などと話し、また指数の内訳も重要だとした。大月さんは日銀の多角的レビュー討論会について、「これは日銀の政策に直結する議論ではないということで、広くアカデミアと市場関係者と意見を交わす場だった。個人的な印象としては、非常に真摯にポジティブな面の分析も充実していたと思う」などと述べた。