経済コラムは画面右上のQRコードからも見られる。代表的な暗号資産ビットコインについて。1ビットコインあたりの円建ての価格は今月8日に1099万円まで上昇し史上最高値を更新した。要因としてアメリカでの動きがある。ことし1月にアメリカの証券取引委員会がビットコイン連動のETFの上場申請を承認した。暗号資産交換所に口座開設する必要があるがETFは投資信託の1つなので証券会社に証券口座を持っていれば株などの他のETFと同様に間接的にビットコイン売買ができる。手軽に多くの投資家が参加できるようになり資金が多く入るようになったということ。暗号資産は金に例えられることがあり埋蔵量に限りがあるとされるため希少価値を持つが同様にビットコインも総発行枚数が2100万枚に制限され量が決まっている。暗号資産はデータ処理が必要でデータ処理を行った事業者に「報酬」として発行されているという。発行枚数の調整のため定期的に「報酬」を減らしていて今月20日に半減が行われ新規発行量が減ることで希少価値が高まるだろうと期待が膨らんだということ。アメリカ証券取引委員会はビットコイン事態を承認推奨したわけではない、投資家は無数のリスクに注意する必要があるとしている。