韓国ではプロレス人気が復活の兆しがみえてきた。その原動力となっているのが子どもたち。ソウル近郊の会場で行われたプロレスの試合は200席が完売した。会場では子どもたちの姿が目立つ。韓国のプロレスが黄金時代だったのは家庭にテレビが普及しはじめた60~70年代。80年代に入るとサッカーや野球のプロリーグがスタートし、プロレスは次第に人気を失っていった。プロレスラーのSHIHOさんは2018年に団体を設立、子どもたちでも楽しめる過剰な暴力のないプロレスを目指している。SHIHOさんは動画配信に力を入れている。週末には簡単な技を学べる子ども向けのプロレス教室も運営している。7月、SHIHOさんの団体は日本団体を招いて試合を開催し、会場は満員となった。
