高島さんはアメリカの去年1年の貿易赤字が拡大していることについて「予想されていたこととはいえ大幅な赤字拡大になった。輸入サイドを見ると前月比4%ほど増えているが、トランプ関税を警戒して駆け込み需要があったという見方がひとつ。一方で国別で見るとスイスが増えていて、規模は小さいがオーストラリアや香港も異常な増え方をしている。アメリカのエコノミストによるとトランプ関税だけでは説明できないところがあって、季節調整の影響もある味方もある。一方でこの数週間で関税リスクが本格化してきたことも事実なので、今後しばらくこの問題は続くという。もう1つ重要なのは輸出が4%ほど減っていること。トランプ政権あたりからするとドル高がアメリカの貿易収支を悪化させているという話につながりやすい。」などと述べた。