五十嵐亮太氏・川崎宗則氏とともにMLBについて伝えていく。五十嵐氏は日米通算200勝の快挙を果たしたダルビッシュ投手について本来はスライダーを軸にしているが、この日はカーブを中心に投げていたと振り返っている。5月に入り4試合に渡り無失点投球を続けているダルビッシュ投手だが、五十嵐氏は相手が苦手なボールを合わせながらいいピッチングをできる能力があると紹介。宗則氏はSNSのデータから分析を行っているのだと紹介。日本ハム時代は2005年の5勝を皮切りに2011年までで93勝を果たし、アメリカでは107勝を飾っての200勝達成となった。日米通算200勝は黒田博樹氏・野茂英雄氏と並ぶ記録となっているが、去年の2月に6年総額約141億5000万円で契約延長に合意しているといい、42歳となる2028年まで契約を続ける形となる。
大谷選手は2-2ので迎えた10回裏のチャンスに見事にライト前ヒットを放っている。五十嵐氏はインコース一杯の難しいコースだが大谷選手には失投のようなゾーンだったと振り返り、宗則氏は今後は大谷選手の肘のサポーターを調整するルーティーンにも注目してほしいと紹介。大谷選手は試合を終えて「僕の前で終わるならそれはそれで良いこと」「長打ではなくて単打で打つスタイル」と振り返った。また、ロサンゼルス市は大谷選手の活躍を評価して5月17日をドジャースに所属している間「大谷翔平の日」に制定しているが、5月を選んだ背景には1843年の5月7日に日本人の移民がアメリカに到達したことがあるという。現役選手の記念日は異例のことであり、NBAのコービー・ブライアントやMLBのフェルナンド・バレンズエラなど過去の大選手でも現役引退後の1日限りだったことから、扱いの大きさが見て取れる。大谷選手は17日にはロサンゼルス市議会を訪問し、決議文を受け取る様子も見せている。大谷選手が訪問することは議員には知らされていなかったといい、議員からも喜ぶ声が聞かれている。また、大谷翔平の日に食べるべきものが何かと話題にする記者に対し、大谷選手は寿司かピザではないかと話す様子を見せたという。