小室佳代さんが出版した自伝エッセイ「ブランニューデイあたらしい日」。215ページあり、これまでの人生や家族、料理などについて綴っている。出版の理由について、小室佳代さんは、「もっと自由に、もっとあなたらしくやってよいのでは?」との息子のアドバイスを受け、第一歩を踏み出したなどとしている。本には、小学生時代に息子が描いた小室佳代さんのイラストや料理のイラストなどが掲載されている。冒頭では「現在に至るまでの間、いくつか心を揺さぶられる出来事があった」などとし、その出来事ひとつひとつを振り返っている。息子の結婚が公になったときの心境については、私人として今までのような日常を過ごすことができるか、清廉であること、真摯であることを大切にして今までのように生きていこうと自分を奮い立たせたなどとしている。2022年、息子が司法試験に合格した当時については、息子の配偶者におめでとうの気持ちを伝えた、近くにいる人が最もしんどかったのではないかなどとしている。息子夫婦との関係は、自身はアメリカへは行っていない、彼らのことは、便りがないのは元気な証拠と受け止めているなどとした。岩田は、様々な報道があったなかで、初めて知る佳代さんの心境や料理のイラストは、佳代さんを知る材料の一つになるなどと話した。エッセイはきょう発売だ。