フジテレビの再生・改革に向けたプラン。社会学者・古市憲寿氏は「根っこには日枝体制はあると思う。日枝さんが強力な人事権を持っていて局長みたいなことに対して介入していた。日枝さんに気に入られるかどうか反町さんに気に入られるかどうかで出世していった。それはフジテレビの根っこの視聴率が上がるとか番組が評価されないとか問題が根っこにあったと思う。(改革には)長期戦になると思う」などコメント。後藤氏は「たとえば社員へのアンケートを定期的にとって、この一ヶ月でだいぶ変わったと思うという人がこれだけの人達いるとか、そういったものを見せていくことによって本当にフジテレビって変わったんだなと外の人達に納得してもらえるような材料をなるべく短いスパンで出していくことが大事。ニュースでもいいし、プレスリリースでもいい。」などコメント。キャスター・ジャーナリスト・長野氏は「わたしがいたときのフジテレビは上々もしていなくて、そしてコンプライアンスという言葉がなかった時代。そのままの中身のまま図体だけが大きくなったのが今のフジテレビだといまの報告書を読んで感じた。すべて正解とは何なのかというのが、今の上層部の成功体験。中堅たちはクリエイティブに対してやる気をなくしてしまっているという声も聞こえる。もうひとつは、本当に社員の一人一人に対して敬意がなさすぎる。すべての事案、報告書を読んでも。」などコメント。橋下氏は「以前JALが稲盛さんという方を迎えて改革を行った。畑違いの人なのか改革行程プランを出してやっていくということを若い社員に、そのエネルギーで引っ張っていってほしい」などコメント。中野氏は「今回女性の取締役が入っているというのはいいことだと思うが、現場レベルでも女性の声をちゃんと聞く。出演者の役割とかも見直す。」などコメント。石戸氏は「みなさん長期的な視点に立った話をされていてそれぞれ納得感は高いが、短期的な話でいうと処分だと思う。つまり、関わった人達の処分は発表されていない。信頼回復の上で重要」などコメント。