柔道女子57キロ級、3位決定戦が行われ、オリンピック初出場の舟久保遥香が銅メダルを獲得。舟久保遥香はインタビューで悔しさをにじませていた。準々決勝では前回大会の銀メダリスト、世界ランキング5位、地元フランスの強豪サラレオニー・シジクと対戦。しかし試合開始わずか9秒、シジクの小外刈りで一本負け。敗者復活戦に回った。悔しさをバネに挑んだ敗者復活戦では、セルビアの選手を相手に得意の寝技に持ち込み、横四方固めで一本勝ち。3位決定戦にコマを進め、銅メダル獲得に望みをつないだ。3位決定戦ではリオオリンピック金メダリスト、ブラジルのラファエラ・シルバと対戦。序盤からお互いが相手の技に耐える展開が続いた。舟久保遥香は試合途中、膝を痛める場面があったが積極的に技を仕掛け続けた。最後は延長戦の末、反則勝ちで勝利を掴んだ。舟久保遥香は9分超えの激闘を制し、日本柔道通算100個目となる銅メダルを掴んだ。