ウクライナとロシアの和平案。アメリカとロシアが3段階の和平案で調整。1停戦、2ウクライナの大統領選挙、3最終合意。カギを握るのはウクライナの大統領選挙。ウクライナ・ゼレンスキー大統領の任期は2024年5月で満了しているが戒厳令で選挙ができず任期切れ後も大統領を続投している。ロシア・プーチン大統領は交渉相手としてウクライナ・ゼレンスキー大統領には大統領としての正当性がないと批判を繰り返している。またアメリカ・トランプ大統領も交渉の席に着きたいのなら大統領選挙を実施すべきとの認識を示した。19日にウクライナ・キーウでウクライナ・ゼレンスキー大統領は「アメリカ・トランプ大統領は常に我々を支持してくれる国民のリーダーとして尊敬している、しかし残念ながら偽情報にとらわれている」と述べ自身の支持率4%というのはロシア発の偽情報と指摘。ウクライナ・キーウ国際社会学研究所によるとウクライナ・ゼレンスキー大統領の支持率は57%で去年12月比より5ポイント上昇している。