関菜々巳はチームの主軸になろうと試行錯誤していた。一つの鍵はトスワーク。エースの古賀紗理那や石川真佑は抜群の得点力を誇る。しかし、2人はマークされやすいサイドアタッカーというポジション。そこで求められるのはミドルブロッカーへのトスまわし。得点源のサイドアタッカーを囮にクイックを巧みに使った相手の意表を突く攻撃。このクイックはトスの高さや角度をアタッカーの癖に応じて上げ分けなければならない。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.