ブラックストーンのシュワルツマンCEOは今年運用資産が1兆ドルを越え、世界でも有数のファンドだという。日本ではアリナミン製薬や、近鉄グループのホテルなどを相次ぎ買収している。こうした海外の資産運用会社を日本に誘致するため先週に岸田総理がニューヨークで創設すると発表したのが資産運用特区。煩雑な行政手続きを英語で完結できるようにし海外投資家が活動しやすい環境を整えるという。シュワルツマンCEOはこのことについて現政権は資産運用特区で安全性を担保しながらイノベーションを奨励していて正しい道を歩んでいると確信しているという。また日本の見通しは過去25年の中で非常にいい状況と考えているという。デフレから日本が脱却しつつあるとみているが、投資をする上で追い風になっている円安が今後日銀の金融政策が変更することで円高に変わることを見据えているという。円高になった場合投資を縮小するか?についてシュワルツマンCEOは必ずしもそうではないという。