きのうの東京株式市場で株価が暴落した。日経平均株価の下げ幅は4400円を超え、過去最大となった。売りが売りを呼ぶパニック安となり、下げ幅は一時4700円を突破。きのうの下げ幅は4451円、1987年にアメリカで起きた大暴落・ブラックマンデーの3836円を超える過去最大の下げ幅になった。今年3月、終値が4万円台に乗り、先月最高値を更新したのもつかの間。1カ月以上たたずに1万円以上、下落。今回の株価急落は、アメリカの景気減速への懸念と急激な円高が要因とされている。新NISA制度も始まり一般にも浸透してきた投資。野村総研エグゼクティブエコノミスト・木内登英氏は「アメリカの景気後退という不安が多少なりともやわらいでいけば、日本株も落ち着いていく」との見方を示している。