ビットコインに直接投資するETF=上場投資信託11銘柄がアメリカのSEC(証券取引委員会)から10日に承認され、11日から、市場で取引が始まった。ナスダックでは11日、アメリカの資産運用大手ブラックロックが設定した現物ETFの取引が始まりブラックロックの代表者がオープニングベルを鳴らした。ほかにもアーク・インベストメント・マネジメントや、グレースケール・インベストメンツなど合わせて11の現物ETFが、取引を開始している。投資家の層が拡大するとの見方でビットコインの価格は急騰し、一時、2021年12月以来となる4万9,000ドル台を付けた。ただ、その後は4万6,000ドル台まで下落している。