アメリカ・トランプ大統領が10日署名したのは、アメリカが輸入する全ての鉄鋼とアルミニウム製品に25%の追加関税を課す命令書。トランプ氏はこれまで導入されていた関税の例外措置は廃止するとも話していて、日本の製品も対象になるとみられる。また、ブルームバーグ通信は、新たな関税の発効は来月4日になる見通しだと伝えた。トランプ氏は「国内の鉄鋼業を関税により復活させる」としていて「他国から来るものは必要ない」と強調。他国が報復措置をとっても「気にしない」と話した。さらに今後、自動車や半導体などが対象の追加関税も検討するとしていて、各国との摩擦が激しくなりそうだ。