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「ブレッシュ島」 のテレビ露出情報

イギリス本土から南へ120kmにあるサーク島は、手つかずの大自然が広がり星降る島と呼ばれている。夏の観光シーズンには多く人が訪れる。人口は約600人。サーク島は自動車の使用が禁止、乗っていいのは馬車、自転車、トラクター。舗装道路も無ければ街灯もない。さらに所得税や消費税もない。ローカルテレビでカメラマンをしている45歳のスー・デイリーは4年前に移住してきた。野菜や魚には困らないが生活必需品が高い。消防署あるが、消防車は赤いトラクター。消防士は全員ボランティア。サーク島はイギリス国王の持ち物のため、イギリスとは法律が違う。さらに島は国王のものなので土地の売買はできない。エリザベス1世が島を統括する領主1人と地主40人を任命し、その子孫が世襲制でサーク島を400年以上治めてきた。国王に治める土地代は島全体でや約300円。ある日、ザ・リッツ・ロンドンのオーナーで双子のバークレー兄弟がサーク島に属する小島ブレッシュ島に土地を借りるとお城のような別荘を建設した。バークレー兄弟の目的はサーク島を利用して大儲けすることだった。バークレー兄弟は領主の権利を約3億6000万円で買おうとしていた。領主に出れないとわかった兄弟は、欧州人権裁判所に島の封建制は現代社会にそぐわないので廃止すべきと訴えをおこした。バークレー兄弟が勝利し、民主制を取り入れることになった。そして2008年初めて議員選挙が行われることになった。バークレー兄弟は島の土地を次々と借りホテルや店を何軒もつくった。その結果、兄弟のもとで働く島民が多くなった。目抜き通りの片側にはバークレー派兄弟のお店が次々にオープン。反対側には反バークレー派のカフェや土産物屋が並ぶ事態になった。選挙は定員28人に対し立候補者が57人。バークレー派は9人。結果、バークレー派の候補者の当選は2人だけ。多くの住民は島が変わらないことを望んだ。

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