フランスのパリで行われている世界バドミントン。女子ダブルスのシダマツペア最後の大会としても注目されている。女子シングルスでは山口茜選手が決勝進出。3年ぶり3度目の世界一に王手をかけた。準決勝、山口茜2-1ワルダニ。ベスト8に終わった去年のパリオリンピックと同じ会場。第1ゲーム、山口は強烈なジャンプスマッシュからクロスへ、緩急多彩なショットで相手を崩す。今度は一転、強打の3連発。積極的に攻め、第1ゲームを先取。第2ゲームはコースの読みづらい精度の高いネットプレーに苦しみ、ゲームカウント1-1で並ばれる。第3ゲーム、疲労がたまり、足運びが悪くなっていた相手に対して山口のフットワークは軽快。最後までコートを駆け回り、苦戦が嘘だったかのような大差で勝利。
