東京メトロが上場。終値は1739円で公開価格の1.4倍まで上昇した。PERは19.3倍。東証プライムに企業の平均のPERは16.7倍。東京メトロは投資家の期待が相場全体より高いということを意味する。東京メトロ・山村社長は現在売上高の9割以上を閉める運輸収入より不動産や流通、広告といった事業にも力を入れていく考えを示した。東京メトロのように政府保有株の上昇した鉄道会社が2016年のJR九州上場後、コロナ禍で大幅に下落したが、その後の客足の回復や、ホテル事業など鉄道事業以外の成長戦略への注目も集まる中、株価は回復し、現在は上場時より3割近く高い状態。詳しくは金曜のWBSで山村社長の単独インタビューを放送。