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「プラザ合意」 のテレビ露出情報

トランプ関税をめぐる日米交渉におけるテーマのひとつ「自動車」。アメリカから日本への輸出額は、輸出全体の1%あまりにとどまっている。車の安全基準の違いなどが議論となる可能性がある。2つ目のテーマ「農産物」。アメリカのUSTRは、先月公表した報告書で、コメの輸入や流通の仕組みを批判しているほか、小麦などについても輸出を妨げている壁があると指摘している。日本によるLNGの輸入量の拡大や為替分野についても焦点となっている。中空は、日本は、アメリカと同じことをやるのではなく、手を変え品を変え、結果的に得をする交渉をすればいい、自動車についても、関税率に直接アプローチするのではなく、付帯条件を盛り込んで、結果的に関税率を下げられればいい等と話した。クラフトは、2019年に締結した日米貿易協定を破棄して0からやるのか、あるいは日米貿易協定を軸に足していくのかによって交渉時間は変わってくる、アメリカは、協定のなかで、アメ車は買わなくていいから、そのかわりにアメリカに工場をつくるなど直接投資をしてくれれば対等に見るとしている、第1次トランプ政権で合意したもの、当時の交渉チームにいたのが、USTRのジェミソン・グリア氏、第2次トランプ政権で唯一、協定の交渉過程や内容を知っていて、重要な人物であるなどと話した。中林は、現政権は、1期目と違って、トランプ氏の好みの人が閣僚に起用されている、トランプ氏にアピールする内容を決めることがポイント、専門家が中心となる議論はアピールしない可能性があるなどと話した。宗像は、日本は最大の投資をして、アメリカの自動車産業に貢献していることをアピールするべき、日本の企業の体力を奪うと、そうした貢献の持続可能性がなくなるということをトランプ氏にわかってもらいたいなどと話した。
農業分野をめぐる交渉のカギについて、クラフトは、今後、アメリカ側の要求が出てくる、そのなかで、日本としても合意しやすいカードを優先的に出していけばいいなどと話した。中空は、日本国内の構造問題を解決するきっかけにできればいい、譲れないものは絶対に譲ってはいけない、譲れるものを使って、トランプ氏が得をしたみたいに持っていければいいなどと話した。宗像は、トランプ氏がどこまで日本の農業の開放を求めているのかが焦点となるほか、交渉の外圧をうまく使いながら、結果としては日本の農業を強くできるといいなどと話した。中林は、今回、日本はある程度強い立場にあると考えられる、アメリカ国債の債権マーケットはかなり動揺していて収束していない、アメリカは為替の問題も抱えている、アメリカには、日本を協力相手にしたいという思いが水面下にある、トランプ氏は、コメであれ大きな点を稼げれば相当喜ぶのではないかなどとし、為替については、アメリカはマクロ経済で見るとあまりいい立場にない、日本はその点を考慮し、協力できるところは協力するというコミットメントをする必要がある、日米がバランスをとるところで合意できればウィンウィンの形を作ることができ、日本にとってチャンスになるなどと話した。宗像は、専門家は、関税について、ステップバイステップで予見可能性を保ってやったほうがいい、市場が落ち着いたところで通貨の問題に入っていくべきとしているが、最初のステップが朝令暮改で、マーケットが予見可能性が低いことに反応している、アメリカとしても落ち着いてやってほしいなどと話した。中空は、政治家は、マーケットはコントロールできるものではないことを認識するべき、市場は予見可能性がなければ動けない、予見可能性を高めるためにどうすればいいかを考えて、変なことはしないのが重要だなどと話した。クラフトは、スコット・ベッセントは強いドル政策を支持している、国際市場が不安定ななかでドル高是正を全面に出すと、国債がさらに売られかねない、そのため、関税協議から為替を切り離して、財務相間で裏で話したほうが市場混乱を招かないという判断が今回はあった、その判断は評価できるのではないかなどとし、トランプ氏のFRBに対する圧力については、一喜一憂しないほうがいい、法的にパウエル議長を解任することはできない、ベッセント財務長官もこうした発言が金融市場をさらに混乱させると、他の閣僚に助言している、トランプ氏は今後もFRBを批判するが、パウエル議長が辞任しない限り安心していいなどと話した。また、クラフトは、今回の交渉は、日米というより、トランプ氏・ベッセント氏・日本の交渉、ベッセント氏がトランプ氏と日本の橋渡し役になる、トランプ氏と日本の間に入ってうまく交渉を落とす役割があるなどと話した。中空は、狙っていることのうち一つでも成果が得られれば、トランプ氏は満足する、そこまで割り切って日本にとって何が大事かを考えていくことが重要である、カギを握るのはベッセント氏、ベッセント氏がいる限り、意外とまともな方向に持っていけるのではないかなどと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月22日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
プラザ合意から40年を迎えた。世界経済で2番目に駆け上がっていった日本にとって大きな転換点となった。当時のG5がドル高是正に向けて協調しドル売りの市場介入が行われ、貿易赤字と財政赤字の双子の赤字だったアメリカを支えるのが目的。舞台のプラザホテルは、かつてトランプ氏が所有していて、映画「ホーム・アローン2」にも登場する。当時は日本車の輸出をめぐり日米の貿易摩擦[…続きを読む]

2025年9月9日放送 4:05 - 4:15 NHK総合
視点・論点(視点・論点)
日本経済の大きな転換点になった1985年の「プラザ合意」が、今年で40年の節目を迎える。プラザ合意により、当時のG5がドル高是正に向けて協調し、ドル売りの市場介入をした。プラザ合意直前の円相場は1ドル=240円台だったが、1986年9月には1ドル=150円台となった。三菱UFJ銀行の行天名誉顧問にインタビュー。行天名誉顧問はプラザ合意など重要局面に立ち会い、[…続きを読む]

2025年8月13日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
日本は戦後、目覚ましい発展を遂げてきたが、今ではかつてのような力強い成長は期待することはできない。そこで戦後の歩みと日本経済の未来図について今回は考える。そこで「物価高とドッジ・ライン」「保護主義とプラザ合意」「トランプ関税の波」という内容で飯田香織は解説した。最後に飯田香織は「ルールに基づく貿易が崩れた今、大胆な発想が問われている」と見解を語った。

2025年7月10日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ日経朝特急+
アメリカのトランプ大統領は今週、日本からの輸入品に対し、25%の相互関税を8月1日から課すと書簡で通知した。関税交渉のネックになっているのは、自動車関税。トランプ関税以前の関税率は2.5%だった。トランプ関税で、25%上乗せされ、27.5%となっている。財務省の貿易統計によると、アメリカへの自動車輸出単価は前年同月比で21.7%減少している。日本の自動車各社[…続きを読む]

2025年7月3日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
トランプ大統領は24%となっている日本への関税率について、「30%か35%もしくはわれわれが決める関税を支払うことになる」と発言。これを受けて日経平均株価は一時500円以上値下がりした。日本はこれまで赤澤経済再生担当大臣が繰り返し訪米して閣僚交渉にあたってきた。今回のトランプ大統領の発言について専門家は「予想外に日本が譲歩しなかったことが大きな不満になってき[…続きを読む]

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