高田延彦らが畑でメロンを育てる。苗植え付けからの栽培期間は大玉メロンなら100日~120日、ミニサイズメロンなら70日~90日。今回はプリンスメロンに挑戦。あんどん仕立てという栽培方法で育てる。狭い面積で栽培でき、日当たりや風通しも良好で株が元気に育つという。肥料は完熟牛ふん堆肥、化成肥料、熔リン。完熟牛ふん堆肥は土の中の微生物を活性化させ、フカフカの土壌を作る。化成肥料はチッ素・リン酸・カリを化学的に合成した肥料。熔リンはリン酸分が多く、実つきをよくする肥料。土壌に肥料を混ぜ、畝を作る。その後、地温上昇・水分保持・雑草防除の効果がある黒マルチを張る。今回使うのは接ぎ木苗。畝の中心に苗を植えたら、仮支柱と苗を結ぶ。続いては畝の四隅に支柱を刺す。支柱に麻紐を下から30cm間隔で2本張る。これであんどん仕立てが完成。その後は摘心・整枝を行う。1か月後、畝から飛び出たつるを誘引。1週間毎に誘引を行い、追肥は一番果がピンポン玉サイズになったら株元に3g。その後、摘果を行い、実が大きくなったら支柱にネットを括り付け、ゆりかごのように固定する。3か月後、育ったメロンを収穫。収穫の目安は皮が白くなったら。大きいメロンと変わらない甘さのメロンが育った。