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「ベッカー型筋ジストロフィー」 のテレビ露出情報

かんなの薄削りに夢中の中学生渡辺匠智さんは大工をしている父を師匠に腕を磨いている。削った薄さを測ると6ミクロンである。ラップでも15ミクロンある。削り華と呼ばれ、小学1年生から始め、わずか1年で全国大会の学生の部でチャンピオンとなった。学生の部では3連覇を成し遂げた。中学生では一般の部で出場する。幼い頃はバスケットボールに夢中であったが激しい運動をすると筋肉に痛みがでる難病を発症し運動することが困難になった。かんなの薄削りなら痛みが出ないのではないかと勧められるととりこになった。大会まで2週間で肘の位置が正しくないと均一な薄さで削れない課題がある。刃の研ぎも上達には欠かせない。練習が終わると妹の手作りカレーである。
全国大会当日には全国からかんなの薄削り達人たち約330人が集結し中には海外からの出場者もいる。父親は大会運営の仕事に大忙しである。サポートしたのは父の職人仲間たちである。同級生も応援に駆けつけた。この大会は削り華を1000分の1ミリ単位のミクロンの薄さで競う。2日間にわたって行われる予選の結果、上位5人だけが決勝に進出する。削り華を3か所計測し合計値で順位を決定する。1日に計測できる回数は1人3回までで、1日目の計測は8、6、9となった。2日目がアドバイスを受け研ぎ場で刃を研ぎ直した。最後の計測では目標の5ミクロンを達成したが、決勝には進めなかった。

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