年間8000万人以上の観光客が訪れる観光大国・スペイン。スペインで最も多くの観光客が訪れる人気都市が、サグラダファミリアなどの観光地が点在するバルセロナ。19日には地元住民など2000人が、F1スペインGP開催で観光客が増えることに対し抗議した。観光客の増加に伴い、バルセロナ市内には観光客向けの短期賃貸アパートが急増。その影響から過去10年で家賃は約70%、住宅購入費は約40%上昇した。ごみの散乱、交通渋滞だけでなく、不動産価格の高騰までも引き起こすオーバーツーリズム問題。世界では様々な対策がとられている。