韓国系の市民団体が設置した慰安婦像について、撤去を求める方針であることが分かった。ドイツの首都・ベルリン市ミッテ区にある慰安婦像は、2020年に韓国系の市民団体が区の許可を得て設置したもの。ミッテ区は、FNNの取材に対し「設置容認の期限が9月28日に切れる。その後は撤去しなければならない」とし、団体に撤去を求めることを明らかにした。一方、団体側は、命令の撤回を求める署名を集めているという。岸田総理大臣は12日、ベルリンでショルツ首相と首脳会談を行う予定で、会談を前にドイツ側が撤去に向けた道筋をつけた可能性もあるとみられる。