聖火が開催地のフランスに向けてギリシャから船で出発した。パリオリンピックの聖火が運び込まれたのは帆船「ベレム号」。最初の近代オリンピックがギリシャのアテネで開催された1896年に建造され1世紀以上記念式典などで使われてきた。27日、「ベレム号」はギリシャ南部のピレウス港から開催地フランスに向けて出発した。およそ2週間の航海のあと来月8日にフランス・マルセイユに到着する予定。聖火は海外領土を含むフランスの400都市以上をめぐり、聖火ランナーは1万人にのぼる。
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