ジュリアンの安楽死が行われてから1年、2023年7月。フランス・ペルピニャンにてジュリアンを看取ったリハビリ仲間は、ジュリアンの死を目の当たりにしたのはショックであったが、その顔を見たとき、安らかだったことが理解できたなどと語り、またジュリアンとの思い出の地を訪れていた。ジュリアンの弟分でもあったリハビリ仲間はジュリアンに進められたタトゥー師の国家資格を取得していた。ジュリアンの妹はジュリアンが遺灰になって戻ってきたため何もない状態なため部屋に写真コーナーを設けたのだなどと明かした。そんなジュリアンの妹は、当初ジュリアンの安楽死を受け入れられなかったが、兄の痛みを知り近くで見ている中で次第に考えが変わっていったなどと告げた。ジュリアンは自分の最期の姿を通して安楽死について皆で考えてもらいたいと言い残して旅立っていた。