きょうのテーマは「9月も厳しい暑さ「肝臓」に異変?」。まだまだ猛暑がう続いているが、そんな時に気をつけたいのが肝臓だという。全国の夏の気温は平均+2.36℃となり、統計開始以降最も高く”最も熱い夏”だと発表した。気象庁の1か月予報では9月は全国的に高温傾向が続くという。猛暑では脂肪肝になるリスクが高まるとのことで、3人の肝臓専門医を取材してきた。脂肪肝は肝臓に脂肪が蓄積した状態ということで、放置をしていると肝炎・肝硬変・肝臓がんと進行してしまう。だが肝臓は”沈黙の臓器”と呼ばれるほど自覚症状がほとんどないため「肝臓で自覚症状が出たら”命の危険”」があるとのことだった。猛暑が続くとどんなリスクがあるのかというと「糖分の取り過ぎ」「運動不足」があり、糖分などが原因の脂肪肝患者が10年前と比べ1.3倍になっているという。さらに痩せているのに脂肪肝という患者も多く、約30%がBMI25未満とのことだった。予防で意識をするのは食事の改善で”神セブン”として納豆・豆腐・ゆで卵・サバ缶・ツナ缶・チーズ・鶏むね肉とのことだった。たんぱく質は血糖値を上げにくいため脂肪がつきにくく、目安として体重が60kgの人はたんぱく質を1日で60g取ってほしいという。また脂肪肝の予防は運動も大事で、1日10分の筋トレや1日30分程度の早歩きが必要とのことだった。