群馬県・大泉町のKDDIの携帯電話基地局でペロブスカイト太陽電池の実証実験が行われている。ペロブスカイト太陽電池は従来の太陽光発電池と比較して折り曲げが可能で、省スペースで設置をすることが出来る。また発電効率も弱い光でも発電できるため、ペロブスカイト太陽電池の方が高い。またパナソニックでガラス建材にペロブスカイト太陽光電池を組み込んだ建材の実証実験を行っていて、2035年には市場規模が1兆円に達するとの予測もあることから参入企業が相次いでいる。世界的にも競争が激化していて、特に中国は特許出願数が大幅に増加している。ただペロブスカイトの原料であるヨウ素の世界採掘量は日本が8割を占めていて、専門家は国際的に日本が大きく有利だと指摘している。