後潟漁業協同組合・工藤さんは「(ホタテの生産量が)約5分の1くらいになった。この3年で一番ひどかった」と語る。青森県産ホタテの今年度の生産量が過去最低の約2万トンになる見込み。千葉市の鮮魚店を取材すると、生ホタテ100gは税込み626円。石毛魚類千城台本店・山田店長は「高い。暑くて取れない育たないといのは聞く。あとはインバウンド関係」などとコメント。後潟漁業協同組合では今年の生産量がホタテとベビーホタテあわせて例年の約8割減になる見込み。青森・宮下知事は「高水温を避けるための養殖試験を沖で実施できる環境を整える」と述べた。