ここからはJNNパリ市局長・仁熊邦貴さんがバチカンからライブで解説する。いよいよ14億人約のカトリック教徒を率いる最高指導者・ローマ教皇を選ぶ選挙「コンクラーベ」が行われる。「コンクラーベ」はラテン語で「鍵がかかった」という意味を持つ。13世紀、約3年間教皇が決まらず、空位が続いたことで社会不安となり、市民が枢機卿らを鍵をかけて閉じ込めたことが由来。前回2013年に参加した枢機卿はレストランを訪れると「美味しいカルボナーラを作ってくれないか。コンクラーベは4日目に入ると乾燥したパンと水が出てくる」と冗談交じりに話していたという。今回のコンクラーベは枢機卿133人が参加。携帯電話の持ち込みは禁止されており外部との連絡は緊急時以外できない。さらに1時間半前からは通信電波も遮断される。1人1票を持ち、投票用紙に名前を手書きして投票。3分の2以上の得票数を得たものが出た時点で終了するが、投票用紙は情報漏洩防止などのため都度燃やす。その際に出る煙が注目されており、決定した場合は「白」、決まらなかった場合は「黒」の煙が煙突から上がる。今回は日本人の枢機卿が2人参加しているという。
ここからはJNNパリ市局長・仁熊邦貴さんがバチカンからライブで解説する。仁熊支局長の背後にはサン・ピエトロ大聖堂があり、そのすぐ右奥にはコンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂がある。システィーナ礼拝堂の煙突は常時設置されているわけではなく、コンクラーベの期間のみ臨時で設置される。過去には白か黒か判断のつかない灰色の煙が上がったこともあるため、いまでは白い煙とともに鐘も鳴るようになっている。コンクラーベは日本時間きょう午後11時半~始まる。コンクラーベが行われることで周辺は盛り上がっており、ホテルの価格も2倍以上になっているという。神聖な儀式のためコンクラーベにあやかったグッズはないものの、前教皇・フランシスコをプリントしたTシャツやカレンダー(2026)がいまも人気。理由はフランシスコ教皇が弱い人達の声に耳を傾ける人物で人気が非常に高かったため。コンクラーベに際しバチカンへは25万人の人出が予想されている。バチカンで20年以上取材をする記者は、世界71か国に枢機卿がおり、一緒にすごじた時間もないことなどから「6~7回はかかるのでは」と話している。
ここからはJNNパリ市局長・仁熊邦貴さんがバチカンからライブで解説する。仁熊支局長の背後にはサン・ピエトロ大聖堂があり、そのすぐ右奥にはコンクラーベが行われるシスティーナ礼拝堂がある。システィーナ礼拝堂の煙突は常時設置されているわけではなく、コンクラーベの期間のみ臨時で設置される。過去には白か黒か判断のつかない灰色の煙が上がったこともあるため、いまでは白い煙とともに鐘も鳴るようになっている。コンクラーベは日本時間きょう午後11時半~始まる。コンクラーベが行われることで周辺は盛り上がっており、ホテルの価格も2倍以上になっているという。神聖な儀式のためコンクラーベにあやかったグッズはないものの、前教皇・フランシスコをプリントしたTシャツやカレンダー(2026)がいまも人気。理由はフランシスコ教皇が弱い人達の声に耳を傾ける人物で人気が非常に高かったため。コンクラーベに際しバチカンへは25万人の人出が予想されている。バチカンで20年以上取材をする記者は、世界71か国に枢機卿がおり、一緒にすごじた時間もないことなどから「6~7回はかかるのでは」と話している。