北朝鮮はロシア人の子どもたち250人を夏休みのキャンプに招待した。キャンプが行われている松濤園国際少年キャンプ場は、北朝鮮と友好関係にある国や地域の子どもたちを受け入れる施設で、大型のプールや水族館などもある。一見普通の子どもキャンプのように見えるが、英デイリーメール紙などが報じた子ども時代にこのキャンプに参加したロシア人やロシア国籍を持った人たちの話によると、朝6時に金日成氏と金正日氏の銅像を磨くことから始まり、余暇の時間には戦車に乗ったハムスターがホワイトハウスを破壊するゲームをやるという。先月行われた首脳会談で、プーチン大統領が金正恩氏に今回のキャンプにロシアの少年少女を送ると約束したという。英テレグラフ紙によると、子どもたちを北朝鮮に送ることを不安視する親がいたにもかかわらず、プーチン氏の息のかかった青年組織の代表が積極的に進めたという。