米国大統領選挙で勝利した共和党のトランプ次期大統領はバイデン大統領の招待を受けておよそ4年ぶりにホワイトハウスを訪れた。会談でバイデン氏がスムーズな政権の移行を実現させたいという考えを伝えたのに対し、トランプ氏が感謝の意を示した。トランプ次期大統領は13日、日本時間のきょう未明、ホワイトハウスの大統領執務室を訪れてバイデン大統領と会談した。トランプ氏がホワイトハウスを訪れるのは前回の大統領の任期を終えたとき以来初めてでおよそ4年ぶりとなる。ホワイトハウスによると、会談はおよそ2時間にわたり、ザイエンツ大統領首席補佐官とトランプ氏が自身の首席補佐官に起用するワイルズ氏も同席し、米国が国内外で直面する問題について意見を交わしたということ。また、バイデン大統領はウクライナに対する支援を継続することは米国の安全保障上の利益にかなうという考えをトランプ氏に強調したということ。