津軽海峡に面した青森・佐井村のウニは独特の採り方をするのだという。漁師の津田勝良さんが見せてくれたのは重めのザルのような形のかごで、かごは150個にも上るのだという。そして、ここにウニが乗ってきたところを採っていくのだという。旗が目印なのだといい、かごの中にはウニが乗っかる様子が見られた。ウニを回収したら目には見えない海の底で潮の流れを読みながらかごを仕掛けていくのだといい、ホンダワラという海藻をかごの真ん中に取り付けて新しいかごを仕掛けるのだという。ここで採れるキタムラサキウニは優しい甘さが魅力的なものとなっている。