広島市にある“ホーユー”は、学校給食や寮の食事、官公庁の食堂の寮などを手掛けてきたが、経営の悪化で先月から各地で食事の提供ができなくなり、広島県立の6つの高校の寮でも食事の提供を停止していた。このうち、東広島市の西条農業高校と西城紫水高校は、新たな事業者と契約を結び、6校のうちでもとも早く、今日、一ヶ月半振りに提供を再開した。西城農業高校の寮では、今朝およそ50人にご飯と味噌汁、豚肉と卵の炒めものなどが用意され、寮生たちが登校前の朝食を食べていた。高校によると、先月1日に料理の食事が提供停止になったあとは別の業者の協力で1日3食を弁当でまかなってきた。広島県立の他の3つの高校では、今月23日に寮の食事が提供が再開される。