今月ニューヨークで行われた日本映画を上映するイベント。そこで話題になったのが「小学校〜それは小さな社会〜」。都内の公立小学校におよそ1年間密着したドキュメンタリー映画。描かれているのは子供たちが教室の掃除や給食の配膳を行うなど日本では当たり前の風景。去年、海外で公開されると大きな反響が。教育大国フィンランドでは4か月以上のロングラン上映を果たし、アメリカでは映画をもとに制作した短編がアカデミー賞にノミネートされた。手がけたのは山崎エマ監督。イギリス人の父と日本人の母を持つ山崎監督。日本で育ち19歳でアメリカに移住した。その時ある気づきがあったという。日本社会を知るヒントは小学校にある。映画のワンシーンには新入生に掃除や荷物の整頓の仕方を教える様子が。他にも給食当番や発表会などを通して子供たちに責任感が芽生え成長していくさまが描かれている。委員会や学校行事など勉強以外を学ぶことを特別活動と言う。海外では「TOKKATSU」と呼ばれ近年、さまざまな国で導入されている。映画のポスターには「今、小学校を知ることは未来の日本を考えること」とメッセージが。
スタジオトーク。どんな小学生だったかと問われた小島よしおは「学校行事前向き取り組み男だった」などと答え、「個性を伸ばすことも大事だが、集団生活を学ぶ日本の教育もいいと思う」などと続けた。
スタジオトーク。どんな小学生だったかと問われた小島よしおは「学校行事前向き取り組み男だった」などと答え、「個性を伸ばすことも大事だが、集団生活を学ぶ日本の教育もいいと思う」などと続けた。