いまだ収束が見えないロシアによるウクライナ侵攻。こうした中軍事侵攻から約1か月後に群馬県に避難してきたクービックナタリヤ。桐生市で暮らしていた長女から呼び寄せられたという。ナタリヤが不安を紛らわすことができたのが得意の料理だった。そこでウクライナ料理店を開こうと考え、飲食店を営んでいる長女は地元の人たちの協力を受けて、今月6日にオープン。開店を楽しみにしていた知人やウクライナから群馬大学に来ている留学生たちも駆けつけた。新たな一歩を踏み出したナタリヤは平和な日々が戻ることを願いながら遠い日本で前を向く。