エアバスの2024年通期の決算は、旺盛な旅客需要を背景に1年前から売上高が約6%、純利益が約12%とそれぞれ増加。民間航空機の納入数は、766機と品質問題で揺れるボーイングを引き離し続けている。ただ来年通期の見通しは、およそ820機と市場予想を下回った。部品メーカーをはじめとしたサプライチェーンの混乱で、生産に大幅な遅れが生じているためで、市場ではエアバスが、今後ボーイングからさらに市場シェアを奪うのは難しいとの見方も出ている。
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