ゲーム専門誌・編集人の林克彦はゲームの創生期・黎明期にあたるのが1970年代だった、その頃は一人でゲームをプレーするか二人で対戦プレーをするぐらいの遊びがゲームの出発点だと話した。1980年代、お茶の間で家族・友達と集まってゲームをするようになった。1990年代、アーケード用のゲームセンターで遊ぶようになり、携帯ゲーム機同士をケーブルで繋いで対戦することも流行った。2000年代以降はインターネットとゲームが融合。MMORPGなど、リアルタイムで同じ目的のために冒険をするゲームが発展した。また、対戦ゲームを視聴するような文化も発展した。「あつまれ どうぶつの森」のようなアバター的な楽しみ方もSNSで発信された。「DEATH STRANDING」は人を揶揄する要素が一切排除されているという。林克彦は適度な距離感を保ちながら、そこにいる誰かを実感できるゲームだと話した。コミュニケーションの発展の方向性を具体的に提案してくれたゲームだという。