オークランド郊外にある信幸さんの自宅に案内してもらった。複雑な屋根が特徴的な二階建て一軒家で、二拠点生活をする信幸さんがニュージーランドにいる間一緒に住めるようゆきさんが借りた家だった。築20年で9部屋あり、4人で住んでいる。門から家までは300mのポプラ並木があった。敷地は7500坪で、月の家賃は60万円ほど。車は3台停めてあり、北斎風富士山が描かれた移動販売用フードトラックもあった。鴨と鶏にエサやりをした。ニュージーランドはケージ飼育が禁止になったという。敷地の草刈りは信幸さん自身がやっている。ロバにもニンジンをあげた。車庫には信幸さんが娘からプレゼントされたという1966年型のフォードマスタングがあった。エンジンをかけようとしたらバッテリーがあがっており、そこに孫のカイルさんが帰ってきた。カイルさんは18歳から3年間静岡県のポツンと一軒家に暮らしながら自動車整備工場で働いていた。今はスーパーヨットを造っている。釣りと船が好きで、信幸さんと似ているところがあるという。