22日に日経平均株価終値が3万6000円を超えた。これはバブル期の1990年2月以来となる。翌日にはトヨタ自動車の時価総額がバブル期のNTTを上回り、日本企業歴代最高額を更新。株高を支える要因の1つは、金融緩和などに伴う円安。日銀がマイナス金利の解除など、金融政策の正常化はいつ踏み切るかが焦点となるが、23日の会合では大規模緩和策の継続を決めた。寺島さんは、アップルやマイクロソフトの時価総額絡みたら10分の1というイメージだという。この状況は、円安株高状況に対して日本の金融政策が世界の動向から取り残されて正常化できないでいる状況にあるという。