ウクライナ・ゼレンスキー大統領は「この戦争を終わらせるための計画だ。来年実現するのが望ましい」と述べた。ゼレンスキー大統領は、ドイツ・ショルツ首相と会談し、ロシアとの戦争における勝利計画について議論を交わした。9日にクロアチアで国際会議に出席したゼレンスキー大統領は、その足でヨーロッパを歴訪。2日間で英国をはじめ5つの国を訪問。しかし、ロイター通信などによると一連の会談で、支援継続の約束は取りつけたものの、要求する長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」の使用制限緩和についての支持や了承は得られなかった。一方、ロシア・プーチン大統領は「イランとの関係は我々にとって最優先事項。富がより公平に再分配され、各国の意見が考慮されるような新しい世界秩序が必要」と述べた。プーチン大統領は11日、トルクメニスタンで行われた国際会議に出席し、7月に大統領に就任したイラン・ペゼシュキアン大統領と初めて対面で会談した。ロシアとイランは近く関係を格上げする包括的戦略パートナーシップ条約に署名する方向。