今年3月、アフリカの島国マダガスカル南部の町を直撃したサイクロンで23歳の女性の娘は少しの音でも怯えてしまうなど心にダメージを負った。さらに蚊が媒介し、発熱や嘔吐などの症状がでる感染症の「マラリア」にかかったという。現地の研究によれば、サイクロンがマラリアの感染を急増させている可能性も。サイクロンが医療設備を破壊し、医療システムの崩壊につながっているというのが理由。娘も満足な治療を受けることが難しい状況だった。サイクロンから2か月が経ったある日、娘は弱ってしまって亡くなってしまった。ここ数年、国内でサイクロンの影響を受けたのは600万人以上。国民の8割が農業に従事している国では経済への影響も甚大。
フォートドーファンから南西に100キロほどのマロアリポティ。60歳の女性。畑で育てていたキャッサバという芋はサイクロンでほぼ全滅。今の年収は平均の4分の1。日本円で約2万4000円。夫を亡くし、12人いる家族全員を1人で支えている。
フォートドーファンから南西に100キロほどのマロアリポティ。60歳の女性。畑で育てていたキャッサバという芋はサイクロンでほぼ全滅。今の年収は平均の4分の1。日本円で約2万4000円。夫を亡くし、12人いる家族全員を1人で支えている。
