奇岩地帯には昔ながらの石の家で暮らす女性がいたため話を聞くと、母親などと9人で暮らしていて、先祖が暮らし始めた当初は自然にできた岩の窪みをそのまま利用していたが、徐々にリフォームを重ねて今の住まいの形にしたそう。また水は近くの水汲み場を利用し、電気も通したため充実した石の家ライフを送っているとのこと。一方マチュピチュでも自然石に一手間加えて利用した痕跡が数多く見られ、さらに石壁の多くは当時漆喰が塗られ暮らしやすくする工夫も欠かさなかったそう。石の家ではキヌアのスープやマスのフライなどの料理をいただいた。