男子柔道81キロ級・永瀬貴規は2回戦でウルグアイのA・アプラミアンと対戦し難なく初戦を突破。迎えた準々決勝ではベルギーのM・カッセ(世界ランク1位)と対戦し、延長戦の末に技ありで勝利。続く準決勝ではA・エスポジトと対戦し相手を寄せ付けず合せ技一本で勝利し決勝へ。決勝ではジョージアのT・グリガラシビリと対戦し、試合から1分50秒で技ありでリードするとその後も攻め続け谷落が決まり一本をとり金メダルを獲得。2大会連続の金メダル獲得は81キロ級史上初。ロンドン五輪メダリスト・平岡拓晃さんによると、男子の7階級の中で真ん中に位置する81キロ級はスピード&パワーに加え技術力の高さも必要なハイレベル階級のため連覇はすごいという。初の五輪連覇を成し遂げた永瀬は「いろんな時間を過ごして来たので、その重みを感じている。挫折を乗り越えた金」と語った。土井レミイ杏利は「優勝が決定したあとのすぐ喜びを表現する前に全方向にしっかりお辞儀をし畳をおりるまで静に去っていくという日本の柔道の美しさを見ましたね」などとコメントした。
オリンピック2連覇を果たしたスケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手がこのあと生出演。
オリンピック2連覇を果たしたスケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手がこのあと生出演。