日本株上昇のきっかけとなったのがアメリカの金融政策の大転換。アメリカFRB(連邦準備制度理事会)が4年半ぶりに利下げを決めた。政策金利の誘導目標を4.75%から5%とし通常の倍の幅、0.5%の利下げとなった。記録的なインフレを抑え込むためこれまで利上げを続けてきたFRB。一転して大幅利下げを決めた理由についてFRBの声明文では「インフレ目標の2%達成に向けてさらなる進展がみられた」としつつ労働市場については「減速」「slowed」と表記され前回7月の会合よりも警戒感が強まる表現となった。また今回、会合参加者による政策金利の見通しが示され年末時点での金利水準の中央値は4.4%と前回6月時点の見通しから0.75ポイント下方修正された。1回を0.25%の利下げとすると年内に、あと2回利下げが行われる想定。141円台だったドル円相場は利下げの発表後に2円近く円安ドル高に動き一時143円90銭台をつけた。専門家はこの円安とパウエル議長の発言がきょうの日本株の上昇につながったと分析する。
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